イタリアン・メタルパンク代表格 C.O.T.の、2020年末にHells Headbangersから発表した3rdアルバムCD。ギターは前作同様BARBARIANの人が担当していて、今回は彼がベースも兼任しています。そしてキャラ重視のみで長年ドラマーとして君臨していたGoddessちゃんが遂に離脱して、BUNKER 66の人が新しくドラムを担当しているので、演奏力は大分向上した作品となっています。

とは言え、中心メンバーのシンガーは相変わらず、根拠のない自信みたいな思い切りの良さがブッチギリで、堅実なバッキング隊の演奏によってさらに水を得た魚のようにイキイキと歌いまくっていまして、なんか、もう、ここまで「自分が大好き！！」なキャラって凄いなー、と感心してしまいました。ある意味、これはもう才能です。曲は相変わらず色んな好きなバンドをパクりまくってる感じで、1曲目はWARFAREでしょうかね。他の曲でもWARFARE臭強いのがあります。最終的に、痛快なナスティー・メタルパンク・スラッシュ・アルバムに仕上がっています！！

(Oct.28.2021)

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