F.O.A.D. Recordsから曲数を大量に増やした全44曲入りで、2枚組LP+CDもリリース！！プレス工場のミスで、帯に折り目が入ってるものが少し紛れてたので（切れてたり破れてたりはしてません）、キレイなモノから販売していきます。

SHOT GUN, F.U.P., 鎮非羅に続いて、またしても北海道ハードコア・パンクのオブスキュア発掘再発盤がリリース。活動時に残した作品は、SLANG, SATANIC HELL SLAUGHTER, F.U.P.とこのACUTEの4バンドで1989年に制作した、"Nothing Action, Nothing Have"という4 Way Splitカセットのみだった札幌のハードコア・パンク・バンドのディスコグラフィー・アルバムです。

昭和の地方都市ハードコア・パンクではあまり存在しなかった、反戦を真剣に訴えていたポリティカルなバンドで、しかもSLANG, 怒髪天, EASTERN YOUTH, SPITFIRE, SATANIC HELL SLAUGHTER (& 324), BLOODTHIRSTY BUTCHERSといった、札幌パンク・シーン重要バンドのメンバー/ミュージシャンたちもサポートで参加してきたそうですから、主義主張やイメージ先行型ではない、音楽面でもしっかり海外のパンクを手本に活動していたポリティカル・パンク・グループだったのがうかがえます。実際、ANTI-SYSTEMのイントロをSEに使用したり（日本語カバーらしき曲もあります）して、当時の日本のハードコア・パンクとしては、いわゆるジャパコア感があまり無い希少なタイプ。昔から札幌のパンクには、「東京のバンドみたいなパンクやりたい！」という雰囲気がほとんどなく、いろんなタイプのバンドが充実していたシーンというイメージがあったけど、こんなにポリティカルなバンドも存在したとは驚きです。オールド・ジャパニーズ・ハードコア・パンク・ファンは、ぜひこの機会にチェックを！！


収録内容：
青少年会館スタジオ (1986)
STUDIO ZIG (1987)
Live at BESSIE HALL (1987)
Live at BESSIE HALL(1988)
NOTHING ACTION,NOTHING HAVE. -SAPPORO HARDCORE SAMPLER- (1988)
etc

(Jan.11.2023)

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