これまでにデモ・テープを2本発表してきたスペインのINTEMPERATORが、遂に1st 7”をリリース。今回も今まで同様、OZサタニック・デスラッシュ・カルト・キング SADISTIK EXEKUTIONのRok氏によるアートワークのジャケ・デザインで、Me Saco Un Ojoからのリリースですが、過去作を上回ってるって言うのか質の異なるって言うのか、もう何がやりたいんだかわからないレベルのボロクソっぷりで、RokさんもMSUOもよく付き合うなー、と思ったのが正直な印象です。限定カラー・ビニールでの入荷です。

しかしメンバーのルックスは相変わらずキマッてる。砂漠のフォト・セッションかっこいい！！音は中学生がステレオのスピーカーにつないで出したようなギターで、展開などとは言えない垂れ流しのリピートで無駄に長い曲のA面と、何回か聴いたけど全然アタマに入って来ないB面の2曲が、最終的にDEATH YELLなんかの南米デス・メタルを初めて聴いたときの苦痛にも似た感覚を覚えました。しかし、DEATH YELLも今聴くと最高にカッコいいからな〜。このINTEMPERATORもいずれそうなるのでしょうか？実際、サンプルあったA面の曲は10回以上聴いてたら、なんか渋い気もしてきました。OMISSIONとかMUROやってたメンバー達ですから当初は確信犯だったのかも知れませんが、ゴミestブラック・デス・メタルを狙いすぎて骨の髄までゴミが溜まった、ピュアなゴミ人間ブラック・デス！！！

(Jan.9.2014)

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