MULTIPLEX - World CD

Category : Japanese band , CD



再入荷!

TRANSGRESSOR, NECROPHILE, MESSIAH DEATH, HELLCHILDなどとともに東京デスメタル・シーン黎明期の中心的存在であったグラインドコア・バンド MULTIPLEXの、92年にSelfish Recordsから発表した唯一のアルバムCDが、スペインのXtreem Musicから再発。Samurai ZINEが92年にリリースした Grinding Syndicate 4 Way Split CD提供曲, S.O.B.のTottsuan氏プロデュースでSelfish Recordsから91年にリリースされたThrashing Death Power 3 Way Split CD提供曲, そして91年のデモもボーナス収録した、初期MULTIPLEXの集大成的再発盤です!!

Vo.の大熊氏が在籍したNECROPHILEと決定的に違うのは、MULTIPLEXの基本理念がグラインドコアだったという点だと思います。USデスメタルからの触発は強く感じさせますが、当時は"インダストリアル・グラインド"なんて紹介してるファンジンもあったりしてたように、デスメタルのテクニカル・リフの裏側で薄気味悪くうごめくベースラインとめまぐるしい展開、そしてそれを支える変幻自在の高速壮絶ドラミングで、この1stアルバムの時点で既にインテリジェントなパワーバイオレンス的デスコア・グラインド・メタル・ワールドが確立されています。

高円寺20000Voltや原宿ロサンゼルスなどで、デス・グラインド期ROSE ROSEや、確かROSE ROSEメンバーがいたUNHUMAN SOCIETY DEATHなどとともに、MULTIPLEXも激烈なグラインドコア・サウンドをプレイしはじめていたのは、この作品よりも、もう数年前だったはずです。日本でグラインドコアやデスメタルを真っ先に持ち込んだとされる伝説のファンジン Deathrash Mayhem ZINEや、そのZINEを発刊していた小久保氏が在籍したMESSIAH DEATHとともに、海外のハードコア・メタル/エクストリーム・シーンの動きをイチ早くキャッチしていた初期のMULTIPLEXは、東京アンダーグラウンド・ハードコア・シーンのさらに深層部分の、新しく自由な空気の中で誕生したグラインドコア、というスタンスだったように思います。この頃の東京アンダーグラウンド・シーンは、とにかく斬新&刺激的だった!!そして、そんな中で冷静に聴けることなんて出来なかったし、しようとも思わなかったけど、フロアでモミクチャにされながら体感した、カオティック且つ暴力的でありながら、今思えば凄くクールだったMULTPLEXのサウンドは、まぎれもないグラインドコアだった!!

(Nov.22.2016)

型番 :Xtreem Music: (jpmtl jppnk blkmtl extrm)
販売価格

1,500円(税込1,650円)

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