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2011年にE.A.T.E.R.のディスコグラフィーLPをリリースして突如シーンに戻ってきたと思ったら、その後はまた雲隠れしていた、スウェーデンを代表するハードコア・パンク・レーベル Distortion Recordsが、またもやとんでもない再発盤をリリースしてくれました。このSOTLIMPAのディスコグラフィーLPはジャパニーズ・エディションを限定200枚で制作してくれて、日本語帯/ゼロックスだけどミニ・ポスター/CRUDE S.S.とSOTLIMPAの両LPに共通のステッカー・シート付きの、ナンバリング入りカラー・ビニールです。Distortionが、まさかここまでやってくれるとは思いませんでした。デスメタル・レーベル To The Death Recordsにこの話をしても「ホント？Mats（Distortion Recordsオーナー）が復活したなんて話、聞いてないぞ！」と言ってました（余談ですが、Mats君がその昔、東京に遊びに来て高円寺近辺に滞在していた時、彼の世話をした人物は、日本を代表する某デスラッシュ・メタル・レーベルのオーナー氏でした）。

83年発表7"と84年発表12"の名盤2枚とカセットからの曲も収録した19曲入りで、2004年にCDでリリースされたディスコグラフィー・アルバムも人気のレア盤と化してますので、このLP化は待ち望んでた人も多かったと思います。SKITSLICKERS, ANTI-CIMEX, CRUDE S.S.などに代表される、DISCHARGEに強く影響されたハードコア・パンクや、MOB 47のようなUSHC影響下の暴走マンゲル・スラッシュコア・パンクと並んで、"トロール・パンク" などとも呼ばれて、スウェーデンの80'sハードコア・パンクを代表するスタイルの一つである、キャッチーなメロディック・ハードコアを、ドタバタな疾走感に乗せたロウ・ハードコア・パンク・サウンドで、マニアにカルト的な人気を誇ります。スウェディッシュ・ハードコア・ファンのみならず、80'sキラー・ハードコア・マニア狂喜のリイシューです！！

(July.4.2018)

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