UKブリストル出身デス・メタル・デュオの4曲入りCDEP。lowデス・メタル・ファンの間で話題となっている作品です。アナログ盤はMe Saco Un Ojo、CDはPulverisedからのリリース。

1st 7"の頃から変わらぬスタイルではありますが、確実に成長しています。ヘヴィメタルに於いて、どれだけ高い声が出るか？というのがシンガー評価の基準の一つであるならば、どれだけ低い声が出せるか？というのもそろそろ声域の広さを測る物差しにするべきだ、と、バカみたいなことを真剣に考えてしまうほど、これはなかなかの低音ヴォーカリスト逸材です。UNDERGANGからの大きな影響であることは間違いないでしょうが、1st 7"よりも楽曲自体の完成度が高まり、グラインディング・パートも見事に低さを維持しつ、ミドル・テンポのツイステッド・グルーヴィンなうねりもかっこよくて、CARCASSを原点とするグラインディング・デス・メタルの特異体質的バンドの有望株として、lowデス・メタル・ファン以外のオールドスクール・デス/グラインド・ファン全員に聴いてもらい打ちのめされてほしいです。悶絶death！！

(Nov.14.2020)

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