東京トゥルー・デス・メタル ANATOMIAの20201年発表4thスタジオ・フルレングス・アルバム。アナログ盤はイギリスのMe Saco Un Ojoから、CDはUSのDark Descentからのリリース。まずはアナログ盤から入荷しました。初回限定のレッド/ホワイト・スプラッター・ビニールはレーベルでソールドアウトのようですので、今回のみの入荷になるかと思います。

今回はTanaka氏とTonosaki氏のオリジナル・メンバー2人で全てのパートを担当して制作。low-endデス・メタルというフィールドの中でANATOMIAがこれまで試みてきたアプローチを凝縮したような、文句なしの作品に仕上がっています。2000年代以降のlowデス・メタル・ムーブメント以前のOSDMプライドを感じさせる突進ナンバーからスタートし、disEMBOWELMENT系統low-endでdarkestなavant-doomデス・ワールドを構築し、途中、ちょっとフューネラル・ドゥーミーな黄昏れすら漂わせる、全4曲にしてトータル40分オーバー（アナログ盤ではB面1曲に収めたラスト・ナンバーは20分超の大作）の、本当に圧巻な暗黒美地獄作品。大阪セコナン周辺で圧倒的に人気が高いのも完全にうなずけます。IMETUOUS RITUAL, GRAVE UPHEAVAL, WORMPHLEGM, SWALLOWED, etcのファン悶絶級必聴作！！！

(June.3.2021)

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