TRANSGRESSOR - Ether For Scapegoat CD

Category : Japanese band , CD



再入荷!

日本の初期デス・メタルを代表するバンド、東京のTRANSGRESSORが92年にオランダのCyber Musicから発表した唯一のアルバムが、オリジナル・リリースから20年以上の年月を経てスペインのMemento Moriから念願の再発。オリジナル盤CDは海外でも人気の高いレア盤ですし、2001年にリリースされた、デモやオムニバス曲などをまとめたコンピレーション・アルバム Recollected Limbs CDも入手不可能な状態となって久しいので、とにかくこの伝説的ジャパニーズ・デス・メタル・バンドの音源を聴いてみたかった若いファンも多かったと思います。オリジナル・リリースの7曲に加えて、詳細なクレジットは掲載されていませんが曲名から探りますと、恐らくSplit FLEXI w/ JESUS SAVE (1991年), 超オブスキュアなリリースだったThe True Ideal Realized Through The Underground comp.CD提供曲 (1998年), さらにToy's Factoryからリリースされた日本初のメジャー・リリース・デス・メタル・オムニバス To The Marrow CD提供曲 (1992年)の4曲もボーナス収録した全11曲入りで、当時を懐かしむ40代の方にとっても待った甲斐のあった再発盤です。

現ANATOMIAのTanaka氏(ドラム&Vo.), ex.JURASSIC JADEのAkihito氏(ベース&Vo.), ex.MELTDOWNのKimihide氏(ギター&Vo.), ex.NECRO-EでANATOMIAの初代ギタリストだったYoshio氏(ギター&Vo.)による編成で制作されたこの1stアルバムは、当時の新録3曲に90年2ndデモ Twisting Brochusの4曲をプラスしたものだったので、TRANSGRESSORの音楽性が微妙に深化しつつあったのが感じ取れる作品です。MORBID ANGEL, INCUBUS, IMMOLATIONのデモなどを聴いて強く触発されたというアメリカン・テクニカル・デス・メタル影響下のスタイルから、後にTanaka氏とYoshio氏が結成するANATOMIAへと繋がるようなドゥーミーなテイストを深めながら屈折したデス・メタルへと到達していて、USのAUTOPSYやROTTREVOREなどのナーバス・ブレークダウンなダークネスや、フィンランドのDEMILICHのようなlow-endデス、さらにはちょっとCATHEDRALの1stも彷彿させる退廃美スロウネスを聴かせるパートも面白いです。やはりTRANSGRESSORが、海外アンダーグラウンド・デス・メタル・シーンの最前線にイチ早く呼応したファースト・ジャパニーズ・デス・メタル・バンドであり、且つ海外の第一線バンドと同時進行で深化していたバンドだったことがよくわかる、グレートな再発盤デス!!

(April.9.2022)




型番 :Memento Mori: (jpmtl)
販売価格

1,800円(税込1,980円)

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