1994年の4thデモ The Burning Churchの再発LPが大ヒットしているUSミシガンのブラック・メタル・バンド LUCIFER'S HAMMERの、今度はThe Burning Churchデモ直後に発表した1995年のデモが、ライブなどボーナスも加えた7曲入りとしてビニール化再発。初回は200枚プレスで、グリーン・パス・ビニールとなっています。


A1 Dark Tower
A2 Garden Of Solitude
A3 Entrance To Gehenna
A4 Widow's Lament
B1 Dark Tower (Remix Version)
B2 Rites Of Lucifer (Live in Munith 1991)
B3 Blasphemer (Sodom Cover - Live in Munith 1991)


MoribundからリリースのあったSUMMONやMASOCHISTといった初期USブラック・メタル・バンドのメンバーが在籍していたグループで、1984年に結成。The Burning Churchデモの時は、WASTELANDERギタリストのSean Peters氏がギターを担当していました。そのThe Burning Churchデモは、初期アメリカン・ブラック・メタルならではの、デス/ブラック/ドゥーム/スラッシュなどが混在してプリミティブ・イズ化したようなオブスキュア感が極上でしたが、このデモは音質も向上しているのでバンドの実力がさらにダイレクトに伝わってくる驚異のクォリティーです。まずはOSDMファンもノックアウト級のキラー・リフとダイナミズムが初期デス・メタルとして捉えても極上で、シンフォニックなトッピングはUKゴシック・デス・メタルやMORGIONも連想させます。タイトでパワフルなドラミングも素晴らしい。これまで再発されてきたデモと少し違ったテイストながら、最高の発掘デモ・リイシューdeath！！

(Nov.20.2022)

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