再入荷！

シアトル・デス・メタル・カルト INFESTERの1994年発表1stアルバム To the Depths, in Degradationを2017年に再発していたギリシャ・ダイハード・デス・メタル・レーベル Nuclear Winter Recordsが、今度は1992年の1stデモをアナログ盤とCDで再発。To the Depths, in Degradationアルバムは、Nuclear Winter再発盤が完売して以降、フランスのKrucyator prod.がこのデモ音源もプラスした2枚組ディスコグラフィーCDとしてリリースして、そちらもまた大ヒットしましたが、デモ単体での完全版ヴィニール化＆CD再発はこれが初。Krucyator prod.盤2枚組CDはコンプリート・ディスコグラフィーだと思ってたので、あれがあれば今回はCDの方はそんなに売れないかな？と思ったけど、リハーサル・セッションの未発表曲2曲が追加された6曲入りとなっていますので、油断は禁物です。


1. Darkness Unveiled
2. Afterbirth, the Meal
3. Clouding of Consciousness
4. Open the Vein
5. Braded into Palsy (rehearsal)
6. Vagina Troll (rehearsal)


INFESTERはシアトルのバンドで、ドラムのNuminas氏はEVOKEN, FUNEBRARUM, DRAWN AND QUARTEREDなどを経て、現在はRITUAL CHAMBERでの活動で良く知られる人物。本作デモ、1stアルバムともにlow-endデス・メタル・マニアックスに激烈に支持されていて、デモから2曲を抜粋してMorbund Recordsが1993年に7"ヴィニール化したEPも、初期デス・メタル・シングル・コレクターに高い人気を誇ります。

1stアルバムでのlow-endデス・メタルは極めて完成度が高く、ブラスト・パートはグラインディングなつんのめり感もありつつ、黒さはINCANTATIONに匹敵し、低さはDEMILICHにも劣らない、奇跡の最低（最も低い）lowestデス・メタル・カルト・クラシックですが、本作デモはやはりもっと粗野なlowデス・メタル・サウンドが魅力です。グラインド・デス・メタル的な側面も楽しめるのですが、INFESTERと言えばメンバー3人全員がMEAT SHITSのバックを勤めたことでも知られていて、ボーナス・トラックのゴアリー・ノイズ感なんかは初期グラインド的でまた最高。50も過ぎてMEATSHITSやAxCxの7"をまた聴きまくってる者の再発見として、MEATSHITSはこのINFESTERメンバー3人がバックで録音したSplit w/ CATATONIC EXSTENCE音源がダントツにカッコイイという点も言わせて下さい（ついでに言うとCATATONIC EXISTENCEサイドのインダストリアル・スカムな内容もなかなか楽しめる）。インサートには当時のフライヤーが掲載されていて、MEATSHITSとNMEとの共演という、スカム・カルト・マニアックス狂喜のラインナップでのライブもあって、このインナー眺めながら聴くlow & rawなゴアグリー・デス・メタルがまた格別death！！

(Feb.8.2023)

» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける