Electric Assault RecordsからのEPが大好評だったスウェディッシュ・ヘヴィメタル CENTURYが1stアルバムをリリース。CDはボーナストラック収録のSpiritual Beast盤で入荷しました。アナログ盤は今回もElectric Assaultからなんですが、バンド自身による流通のヨーロッパ・バージョンと、Electric Assault流通のUSバージョンとで発売時期がずれてて、しかも反響大きいからけっこう混乱してるんですが、当店はまだ何も手配できてません。。。でも、とっくに完売してるTYRANNのLPも実は諦めていないので（たぶん来月くらいには2ndプレスのホワイトビニールが入ると思います。たぶん。。。）、これもなんとかしたいと思います。そう思わずにはいられない、今回も素晴らしい内容です！！

1stアルバムが入荷していたLETHAL STEELのドラマー（ここではベースも弾いてるようです）で、デス・メタルのTEMISTOなんかもやってるLeo Ekstrom Sollenmo氏と、彼とともにTORONTOというスピード・メタル・バンドなどをやってるStaffan Tengner氏の2人によるスウェーデン・ストックホルムのヘヴィメタル・バンドです。1st EPで号泣ヘッドバンギングさせられた、スピード・メタル・バンガーズも首振り必至の代表的名曲 The Fighting Eagleで幕を開け、ドラマーがデス・メタルもやってるからでしょうか、重心の低いボトムもかなりスピード・メタリックにハード・ヒッティングです。そしてなんと言っても曇ったボーカルとギターの哀愁が絶品で、世の中ではGOTHAM CITYやHEAVY LOADを引き合いにして絶賛してるけど、そういったマイナー・メタル感性の叙情がありながらも、PROUDや初期EUROPEなどが代表とされるスウェディッシュ・メタル一級品の哀愁旋律が全体を覆いつくしています。SATAN, BLIND FURY, CLOVEN HOOF, etcのNWOBHM後期の疾走系哀愁タイプが好きな人にもオススメ！

(May.28.2023)

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