デンマーク＆トルコ混合デス・メタル・バンド HYPERDONTIAの2024年発表3rdアルバム。今回もMathias Friborg氏 (SULPHUROUS, TAPHOS, あとパンク・バンドのNIGHT FEVERもやってる)と、Mustafa Gurcalioglu氏 (ENGULFED, DIABOLIZER, ex.BURIAL INVOCATION, etc)、ドラムのTuna氏 (SULPHUROUS, PHRENELITH, etc)、ベースのMalik Camlica氏 (SEPTAGE, ex.BURIAL INVOCATION, etc)による4人編成で制作。アナログ盤初回プレスは3種バリエーションで、全て既にレーベルでは売り切れで再プレス待ち状態です。

土台はIMMOLATIONやMORBID ANGEL型OSDMなのでENGULFEDなどのイスタンブール・デス・メタルに近いのですが、初期はUNDERGANGのDavid Mikkelsen氏も参加していたこともあり、当初はデンマーク色の方がクローズアップされて話題となりました。本作では、作品ごとに印象が強まってきたロック・フィーリングもあるギターソロがさらに主張していて、あと、バッキングの裏で不気味にうごめくジャジーなベースラインのせいでもあって、IMMOLATIONやMORBID ANGELが疾走感重視となり、PESTILENCEなどのダッチ・デス・メタル風味も出てきたように感じますし、CRYPTIC SHIFTとかHEMOTOXINなどのファンでも今回はけっこうイケるのでは？とも思わせます。

(Nov.22.2024)

型番	:Me Saco Un Ojo: (blkmtl rcmnds)
販売価格	4,000円(税込4,400円)
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盤色	SEA BLUE/WHITE VINYL TRANSPARENT GREEN VINYL BLACK VINYL

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