スウェディッシュ・グラインドコア・レジェンド REGURGITATEの最凶期と断言できる初期音源がF.O.A.D.から再発！！こちらはLTD.200本のカセット・バージョン。

REGURGITATEの初期音源コンピレーション・アルバムは、今回一緒に再発された1stアルバムに94年デモとSplit 7"を2種プラスした形で、Relapseが1999年にCDでリリースしていましたが、そのRelapseバージョンにはSplit w/ VAGINALMASSAKERと1stデモの最初期音源2種は入ってなかったし、このように純粋にシングルとデモだけのコンピレーション・アルバムが発売されるのは、今回が初めてですから、こういった初期音源集を待ち望んでたファンは世界中に多かったと思います。Relapseバージョンの、地獄の門ジャケでやってくれたのも素晴らしい。しかし余談なんですが、NEGATIVE APPROACHがExorcistジャケに戻して、ペルーのMORTEMは良く見るとトリックがあったけど、イギリスのVOORHEESが死霊のはらわたジャケそのまんまに最近再発するなど、こういった映画の有名なワンシーンの使用権って簡単に買えるんですかね、最近は？


Tracks 1-17 : “Concrete Human Torture ” DEMO (1994)
Tracks 18-19 : Split w/ GRUDGE (1993)
Tracks 20-26 : Split w/ PSYCHOTIC NOISE (1993)
Tracks 27-31 : Split w/ VAGINALMASSAKER (1992)
Tracks 32-42 : DEMO 91 (1991)


2ndアルバム Carnivorous Erection以降は、ギタリストのUrban Skytt氏も在籍してたNASUMにすら通じる切れ味と突進力で、2000年代型グラインドコア・スタイルのお手本のようなカッコよさでしたが、この時期はSplitで対戦した東京グラインド・レジェンド GRUDGEのドンマイ・グラインド（若い人には通じないだろうな）スタイルほどではないけど、切れ味ではなく鈍さが極上級に激渋！！この時のドラムって、Peter Stjarnvind氏なんですよねー。MERCILESS, ENTOMBED, NIFELHEIM, LOUDPIPES, etcがドラム仕事としては有名で、現在はギターでBLACK TRIP改めVOJDを率い、正統的叙情派スウェディッシュ・メタルを継承してるマルチ・プレーヤーです。REGURGITATEのsickest eraドラマーがPeter Stjarnvindだったなんて、スウェディッシュ・シーンの奥の深さをまたを実感してしまいます。

(Sep.13.2023)

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