発売中！High Rollerからのデビュー7"が話題を呼んだスウェディッシュ・デス・メタル重鎮ミュージシャンによるトラディショナル・ハードロック・バンド the DAGGERの唯一のアルバムとなった2014年作。LPはゲートフォルド・スリーブで、ltd.300枚レッド・ビニールが入荷しています。

またスウェーデンから出てきたデス・メタル・ミュージシャンのヴィンテージ・ハードロックか、と最初は冷やかに思ってたけど、初期のCARNAGEとDISMEMBERを支えた、David Blomqvist(ギター)とFred Estby(ドラム)の2人が始めたバンドで、ロゴのデザインはTyrant氏(NIFELHEIM)とNicke Andersson氏と聞いたら、やはり気にならずにはいられませんでした。デビューEPでは、いきなりA面でQUARTZのカバーを披露していて、同じスウェーデンのBLACK TRIPよりも哀愁を強く打ち出したハードロックを追及していましたが、B面ではDEEP PURPLEっぽい曲調が印象的でした。この1stアルバムのオープニング・ナンバーは、まさしくそのデビューEPの両曲の特徴を融合したようなキラー・チューンで、完全にパープル調（と言うか、ほぼ"Burn"まんま)のギター・ソロ後半が必殺級のカッコよさ！！もう、この曲のソロ後半だけでノックアウトされますが、他にも随所でリッチー・ブラックモア風のフレーズが飛び出し、キーボードの音色も70年代的で、あと、やっぱり今回もドライビングなハードロック・ナンバーになると、ちょっとIan Gillanっぽく聴こえるウェットでソウルフルなVo.もド渋です。個人的には、エクストリーム・メタル重鎮によるヴィンテージ・ハードロックの中では断トツで一番いい！！けど、人気出なかったかなぁ、このバンド。。。

(Sep.29.2023)

型番	:Century Media: (hvymtl)
販売価格	3,000円(税込3,300円)
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盤色	RED VINYL

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