CDも到着！

グラインドコア・ファンにはDISGORGEのオリジナル・メンバーとして有名で、一時はシンガポールの伝説的ブラック・メタル・バンド IMPIETYにも参加していたメキシカン・デス・メタル・レジェンド Antimo Buonnano氏がボーカルとギターを担当し、HACAVITZ, PROFANATOR, CASTLEUMBRAでもAntimo氏を支えてきたLed Sanchez氏がギターと現在はドラムも兼任（結成当初のドラマーはCENOTAPHのOscar Clorio氏）するバンドの1stフルレングス・アルバム。

まずは何と言ってもAntimo氏のlowボイスが最高にかっこいいわけで、このREVERENCE TO PAROXYSMの音楽性と交わると、Craig Pillard氏も彷彿させる威厳と恐ろしさを醸し出しています。しかしINCANTATIONやDISMAのファンは即死級のlowデス・メタルながらも、感触はキャバナス系の濃密さではなく、フレーズや曲調も伝統的なOSDMに乗っ取っていて、幼稚な例えで絶賛させてもらえば、BOLT THROWERとINCANTATIONを完璧な融合といった感じ。暗黒s-lownessの中に叙情性も垣間見えるところも素晴らしい。これは文句無しグレートでしょう！！

(Oct.29.2023)

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