再入荷！

THE ACCUSEDのBlaine＆Alexの両氏によるハードコア・パンク・バンド TOE TAGのディスコグラフィーが、ブラジルMarquee Recordsから2枚組CDでリリース。過去に2007年の1st 7"と、2009年Split提供音源を後にビニール化したLPは入荷させましたが、このバンドは細かなリリースがけっこう出てたので、このディスコグラフィー・アルバムはファンには嬉しいところです。CDのこの部分がどの作品とかまではちょっと把握できてないけど、2007年/2012年/2014年/2016年のスタジオ音源と、2020年ライブの、全53曲を収録しています。スタジオ音源がJack Endino録音ってところが、古いファンには嬉しくなりますね。あと、2020年1月のライブは、故Steve “thee slayer hippie” Hanford氏がドラムで参加した時のもので、"The Hippies Last Stand"と銘打っています。同年5月にSlayer Hippie氏は無くなったので、恐らくこれが彼の記録として残った最後のパフォーマンスではないかと思います。ステッカーとスリップケース付。

THE ACCUSEDに戻って2005年にOh Martha!を発表するも結局Tommy氏とは上手く行かず、Blaine＆Alexの元FARTZ組とドラムのSteve氏、つまりはギターのTommy氏以外の当時のTHE ACCUSEDメンバー全員が脱退して2005年に始めたバンドがこのTOE TAGでした。Steve氏はその後脱退していますが、THE ACCUSEDでは2代目ベースとしてFARTZの頃から永年Blaineと共に活動してきたAlex氏がギターを弾いています。THE ACCUSEDのTommy氏ほどスラッシュ・メタルまんまなリフじゃないけど、やはりクロスオーバーと言うべきハードコア・サウンドで、THE ACCUSEDにはあまり感じさせないMOTORHEADっぽいR&Rテイストもさりげなく出したりするところもカッコいいです。そしてなんと言っても驚異的なのは、衰え知らずにいまだ健在のBlainie氏のあの声！！！この人、ホント凄い。

(Jan.28.2024)

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