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大阪スラッシュ・メタル ROSENFELDの、1991年に自身のレーベル Skull Crusher RecordsからCDでリリースされ、後にトイズファクトリーからも再発された名作1stアルバムが、イタリアF.O.A.D. Recordsから2枚組で念願の初ビニール化！！

ゲートフォルド・スリーブはロゴがフォイル・スタンプ、ジャケ内側にはライナーノートとカラー写真の数々、そして歌詞＆対訳掲載インナーも付属。ドンシャリ・サウンドのスラッシュ・メタル・クラシックと言ったら、個人的にはEXHORDERの2ndアルバム The Lawと、このオリジナルCDが真っ先に思い浮かぶけど、今回のビニール化に際してリマスタリングもされています。ディスク1はその効果が顕著に表れています。

ハードコア・パンクの影響や接点が感じ取れたエックスとフラットバッカーなんかはまぁ当たり前に聴いてた子供の頃。もう少し探ってたらAIONのデスラッシュバウンドLPのゴリゴリなパワーに圧倒されて大好きになって、この辺のジャパニーズ・ビッグヘアー・スラッシュ・メタルには、海外バンドのようなジーパン+Tシャツのカジュアルなスタイルを踏襲していた国内のスラッシュ・メタルを聴いてもさほど感じられなかった荒々しさがダイレクトに伝わってきたから、ちょっと後追いで聴いたこのローゼンフェルドのアルバムにも、完全に虜になりました。ローゼンフェルドには他のジャパニーズ・ビジュアル・スラッシュ・メタルよりも海外スラッシュ・メタルの影響が随所に感じられたし、ボーカルはカウントみたいで凄いなぁ、などと、歳をとってからも仲間内で色んな発見をして楽しんできた思い出のアルバムであります。営業時間中、丸一日このアルバムだけを店内BGMにしてた日がどれだけあったことか。何千回と聴きまくった作品です。おかげで、売り物じゃないのに、国内外のお客さんから、「今聴いてるコレ欲しいんですが、どこにありますか？」と尋ねられて謝ったものです。しかし今日からは、遂に謝る必要もなくなるのです。とは言え、案の定、F.O.A.D. Recordsではカラービニールは完売してますので、ブラック・ビニールもあまり余裕かまさないよう注意しましょう！！

(April.3.2024)

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