インドネシアを代表するOSDMバンド EXHUMATIONの2024年最新4thアルバムが、シンガポールのPulverised Recordsからリリース。メンバーはよく来日もしてて、日本のメタル・シーンでもおなじみの人物ですが、当店の入荷は1stアルバム再発以来となります。そして久しくチェックしてなかった分、その成長ぶりにかなり驚かされてしまいました。アナログ盤は限定カラービニールで入荷しました。

1stアルバムは、MORBID ANGELの邪悪リフ/フレーズが邪悪じゃなくなり、奇怪エスニック風味の旋律となってるところが独特でしたが、このバンドは一貫してメロディーに重きを置いていて、それがこのアルバムではちょっとロック・テイストすらあるグルーヴと一体となって、非常に良い効果となって表れています。確かメンバーはNEKROMANTHEON来日の時も観に来てたけど、EXHUMATIONのサウンドも、MORBUS CHRONとかノルウェーOBLITERATIONなどの北欧デス・メタル的なダイナミズムの追求を感じさせます。あと、今回はベースをデトロイト・メタルパンク・スラッシュ SEKKUSUのメンバーが、そしてリード・ギターでオーストラリアのVILE APPARITIONメンバー（GUTLESSもやってた人）が参加してて、インターナショナルなラインナップで制作しています。なんにせよ、オススメdeath！！

(June.10.2024)

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