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1987年結成チェコ・プラハ出身スラッシュ・メタル・バンドの1991年発表1stアルバムCDが、日本のDarker Than Darknessから再発。過去に1stデモの再発LP（ボックスでしたね）が入荷してたし、2nd LPは昔ちょくちょく見た気もするので、日本でも東欧メタル・ファンにはよく知られた存在かと思いますが、今回が初の再発となるこの1stは、もうジャケ・アートだけでクサレ・メタル・マニアならば期待せずにはいられないでしょう。サウンドも冒頭からパワーが制御できない感じのスラッシュ・メタルが爆発していて、その後は東欧スピード・メタルならではの牧歌調メロディーを基礎にしつつも、VOIVODみたいな近未来フレーズとかも飛び出したりと、無鉄砲さが最高のカルト・スラッシュ・メタルを聴かせてくれます。この、EXPLOITED型構図のジャケにハズレ無し（CRUCIFIXのシャツ着てるメンバーもいる）！！オススメです！！


KRYPTORは1987年に結成されたチェコ出身の伝説的スラッシュ・メタル・バンドで、現在も活動を続けている重鎮バンド。彼らのファースト・アルバム「Septical Anaesthesia」は、90年代チェコ・スラッシュ・メタルを代表するアルバムの一つとして、ファンの間で語り継がれていました。

DTD recordsは、長らく廃盤となっていたこのアルバムの再発に向けて、2023年7月からバンドの創始者であるPhillip Bass Von KRYPTOR氏と話し合いを進めてまいりましたが、2023年8月に創設メンバーの一人であり、”Septical Anaesthesia”でギターを担当していたTomáš Roháček氏が逝去し、この再発についての話し合いは一度ストップしました。しかし、2024年からこのプロジェクトを完結させるべく再始動し、ついにオフィシャル再発となります！

この日本盤CDには、逝去したTomáš Roháček氏へのトリビュートとして「ならず者達の鎮魂歌〜トマーシュ・ロハーチェクに捧ぐ〜」という邦題が銘うたれました。また、現在のKRYPTORのヴォーカリストでありTomáš Roháček氏の兄弟であるMichal Roháček氏からの追悼メッセージもチェコ語、英語、日本語で掲載しています。それ以外にも、Phill氏自身や当時の撮影担当者が所有している多数の未公開フォト、当時の回想を織り交ぜた日本とアジア圏のファンに向けたPhill氏からのロング・メッセージも掲載（こちらもチェコ語、英語、日本語）。24ページブックレット仕様となり、特典としてロゴ・ステッカーも封入。フル・リマスタリング&500枚限定プレスとなります。

30年以上の時を経て最高のクオリティで再発されるチェコ・スラッシュの名盤を、ぜひ！

※メーカー・インフォメーションより

(Dec.8.2024)

型番	:Darker Than Darkness: (spdmtl)
販売価格	2,400円(税込2,640円)
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