AS SAHAR - Phenomistik CD

Category : Metal , CD



発売中!

シンガポール最古のブラック・メタル・バンドの一つ、AS SAHARの1996年発表1stアルバムが、Bloodbath RecordsとSEX MESSIAH Moenos氏のSex Desire Recordsの共同で限定300枚日本盤CDがリリース。ベルギーのダイハード・ブラック・メタル・レーベル Zombi Danzからのアナログ盤再発でも大好評だった名盤です。

NWNから初ヴィニール化再発された1stデモLPも好評だったバンドで、この1stアルバムのドラムはABHORERのTombcrusher氏。IMPIETYの初期名作でもドラムを担当した、アジアン・ブラック・メタルの重要人物と言ってもよいミュージシャンです。しかし本作は彼の存在を抜きに考えても驚くべきクォリティーの高さでして、世界各地から個性的なグループが登場してきた90年代ブラック・メタルの醍醐味が、この作品でも存分に味わえます。東南アジアの観光地で流れてくるようなエスニックな民族音楽風イントロで面食らわせといて、その後はまるで東欧&南欧のエピックなブラック・メタルと、西欧&北欧のフォーキーな旋律を土台にしたデス・メタルなどを全部ミックスしたようなプログレッシブなブラック・メタルで素晴らしい!!ちょっとロゴの雰囲気も似てる気がするVARATHRONや、SIGH、MASTER'S HAMMER, etcといった一癖あるエピックな初期ブラック・メタルが好きな人に絶対オススメです!!


シンガポールブラックメタルの雄、AS SAHARとの出会いは1993年くらい、当時OCCULT GRINDER ZINEという内容は最高に地下深く、印刷はワープロ切り貼りではない素晴らしくプロフェッショナルなレイアウトで読み応えのあったファンジンの主催、かつ、大阪カルトドゥーム、ブラックメタルバンドOHURA MAZDOのリーダーであった竹内氏がやっていたCOCYTUS PROMOTIONというディストロで取り扱っていたデモ・テープでした。

その後、再発もされ今では簡単にインターネットでも聴くことができる時代ですが、当時は非常に新鮮な出会いでした。東南アジア、特にメタルシーンが長く続いていて独自の進化を遂げているマレー系メタルは独特なメロディ、楽曲が特徴だったと思います。

SIL KHANNAZ、BRAIN DEAD、SILENT DEATH、NEBIRASなどを代表とするメタルシーンの中で、AS SAHARは、ひたすら暗黒、プリミティブを突き詰めながらも、マレーメタルの旋律を散りばめ、独創的でした。

マレーシアのSIL KHANNAZのボーカルJaieの主催するNEBIULA PRODUCTIONSなどがメインで何枚もアルバムをリリースをしていましたが、海外にほとんど流通していなかったこともカルト度を増すのに貢献した感はあります。逆に言えば、国内だけでさばけていたというのはローカルシーンのデカさの証でもあります。

AS SAHARの活動歴は長いですが、オリジナルメンバーはベースのMalikのみとなってしまっています。満を持してなのかタイミングが合い、まさかアッサハールが日本盤を出す時が来るのか、来日公演する日が来るのか、と信じられないですがようやく時代が追いついたのかもしれません。

(Yutaka Kimura/Bloodbath Records)


(June.8.2025)




型番 :Sex Desire:Bloodbath: (blkmtl rcmnds)
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2,000円(税込2,200円)

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