発売中！ペルー初のパンク･バンドの85年1stアルバムがLOS CRUDOS / LIMP WRISTのマーチン氏のレーベル Lengua Armadaから再発!!

85年ながら初期パンク全開｡さすがロック後進国らしい未成熟なパンク･ロックなんだろうな､などと油断してはいけません｡キャッチーでメロディアスなパンク･ロックでこりゃカッコイイ!! ふだんイーヴィルだのキルだの言ってるようなのばっか聴いてるせいか､ピュアなパンク･ロックを久しぶりに聴いて心が洗われるような気持ちよさになりました｡ちょっと暗めのギターのトーンとオ〜オ〜オーーのコーラスはMISFITSを思い出しましたが､スティーブ･ジョーンズなリフやGENERATION Xみたいな不良青春っぽさも感じます｡Vo.はもちろん母国語だけど､所謂原始的な南米テイストは皆無です｡演奏も問題なく､楽曲も歌メロもキャッチーでホント渋いです｡インナーのバイオグラフィー読むとメンバーの1人はこのバンド解散後､あのプリミティブ･ハードコア･パンク･バンド ATAQUE FRONTALに参加したと書いてあります｡ATAQUE FRONTALを知ってる人はこのクォリティーはちょっと信じられないでしょう!!

(Nov.8.2012)

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