南米ハードコア・ファンの間で話題の再発盤！！ATAQUE FRONTALの前進であり、Lengua ArmadaからLP化された85年comp.アルバム "Las 4 Bandas"にも参加してた、ペルーのハードコア・バンドのディスコグラフィーCDです。デジパックで小奇麗な作りなのに曲名以外のデータが全く載ってないという、やはり南米らしい間抜けな仕上がりですが、オフィシャル・リリースです。

日本でも知名度のあるスペインのH.H.H.とSplit TAPEのリリースもあったバンドだそうです。どうやら最近も活動してるようで、クレジットには2010年録音らしきことも記されてるのですが、肝心のそれ以外の収録内容については、年代など一切触れてません。さすがペルーです。しかし、実際に聴いてみれば、絶対に昔の音源であることが確信できます。CD前半はパンク・ロックっぽさも強いロウ・ハード・パンクですが、徐々に原始人のごとく暴れ始めます。なんか昔聴いたことのある曲（Sobrevivire)もあるので、たぶんATAQUE FRONTALでもやってた曲もあると思います。なので、中盤以降のプリミティブ・パンク・スラッシュは南米ハードコア・ファン文句なしの内容！！しかも、2010年音源が思いのほかカッコいい！！さっき言ったSovrevivireをまたやってるんですが、Under the Scalpel Bladeの頃のDISORDERが南米メタリックな汚い粗さになったみたいでサイコーでした。ATAQUE FRONTALファンは間違いなく必聴！！そして南米ロウ・ハードコアが好きな人全員が満足できるサウンドです！！

(Dec.13.2012)

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