VOIDD - Desperate Truth 2CD

Category : Japanese band , CD



再入荷!!SABBATのGezol氏のレーベル Evil Recordsがリリースした唯一のSABBAT以外のバンド単独作品、名古屋のVOIDDの93年1stアルバムが、90年1st/91年2nd/92年3rdデモもボーナスで加えた2枚組で再発。現在はメタルとはかけ離れた姿で活動する名古屋のバンドですが、この1stは現DISGUSTのメンバーも参加してます。

スウェーデンやフィンランドの北欧デス、ハードコアから派生したUKデス、スラッシュ勢が激化することのなかったドイツに変わってヨーロピアン・デスメタル・シーンの中心となったダッチ・デス、そしてフロリダを中心に爆発したUSデスなど、初期デスメタルにはそれぞれ独特の味わいが楽しめますが、日本人なら初期ジャパニーズ・デスメタルの醍醐味を理解せねばなりません。スウェデスの重厚陰鬱ダークネスや、フロリダ・デスの爆発的なインテンスなど、欧米のデスメタルの圧倒的なサウンドには生まれ得ない、音質以外の部分で激しさと暗さを表現した、これぞ純正ジャパニーズ・デスメタル。スラッシュメタルの延長線上にある突進型疾走デスメタルに、ジャパニーズ・メタルの伝統を感じさせる必殺のメロディック・ソロが絡みつく、アルバムのオープニングを飾る名曲 Premonatry Inscriptionを聴けば、Gezol氏がVOIDDのリリースを決意したのが容易に想像できます。東京の初期デスメタル・シーンがグラインド系ハードコア・シーンと接近しながら、USデスメタル的進化を見せるバンドが多かったのに対して、VOIDDのデスメタル・サウンドは、どちらかと言うとスウェディッシュ・デスメタル的なストレートな爆走感が感じられます。特にディスク2に収録の92年3rdデモ音源などは、初期スウェディッシュ・デスメタルの最高級極上品並みのカッコよさ!!

ブックレットに掲載の当時の写真やファンジン記事ももちろん必見ですが、特筆すべきはGezol氏のライナーノート。ブックレットには英文で掲載だけど、日本語訳シートも付いてますので、必ず読んでください。日本のアンダーグラウンド・メタル・シーンを語る上で欠かすことのできない重要作品デス!!!

(Nov.21.2013)

型番 :Area Death prod.: (jpmtl)
販売価格

1,714円(税込1,885円)

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