発売中！1stアルバムが初期USHCを代表する名盤として有名なLAHCパンクの、88年発表ファイナル・アルバム、2008年版デジパックCDです。

CIRCLE JERKSと比較もされたりしていた初期のパンク・スラッシュ・サウンドは、SLAYERのジェフ・ハンネマンもお気に入りでギターにステッカーを貼っていましたが、このアルバムではエモーショナルな非常にクォリティーの高いクロスオーバー・スラッシュ・メタルを完成させています。初期の制御不能なサウンドが好きだったハンネマンは、後期WASTED YOUTHには当時ガッカリしたと言ってたけど、曲調はもうベイエリア・スラッシュ・メタルにも近いソリッドで整合感のあるスタイルで、しかしベイエリア・スラッシュとは違った、LAHC上がりらしいデンジャラスなムードが激渋だと思います。VAN HALENのカバーもやってるようにハードロック臭いところもあって、初期のファンを驚嘆させた恐るべき完成度のCRO-MAGSの2ndアルバム Best Wishesみたいな雰囲気が感じられるのです。Suicidalファミリー作品でおなじみのMichael Seiffのジャケ・アートも素晴らしい！！俺はこのWASTED YOUTHが一番好きだ！！！

(Nov.14.2014)

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