Ian MacKayeの弟で後にIGNITIONでもVo.を担当するAlec MacKayeがVo.を務め、他メンバーも後にEMBRACEやRITES OF SPRINGなどで活躍した初期ワシントンDCハードコア・パンクを代表するバンドの一つ FAITHの1983年発表唯一の単独作MLPに1981年の1stデモもプラスした19曲入りCDです。


"Subject To Change" MLP
1. Aware
2. Say No More
3. Limitations
4. No Choice
5. Untitled
6. Subject To Change
7. More Of The Same
8. Slowdown

First Demo 1981
9. You're X'd
10. Don't Tell Me
11. In The Black
12. In Control
13. It's Time
14. Another Victim
15. Nightmare
16. Trapped
17. No Choice
18. Confusion
19. What's Wrong With Me


VOIDとのSplitが有名なのは、やはりVOIDのカオティックでクレイジーなスラッシュな面がクローズアップされるからですが、このFAITHはその後のDCハードコア・シーンにエモーショナル旋風を巻き起こす主要ミュージシャンが集っていただけあって、素晴らしく音楽的なハードコア・パンクを実践していました。USHCのガレージ・スラッシュ感覚と疾走感を土台にしつつ、5人編成となってエモーショナルなギター・ワークをより前面に出したサウンドは、エモ化する前の初期DCHCの大成功例の一つで、紛れもなくピュアでロウな80's USHCです。そしてボーナスの1stデモは、MINOR THREATからの影響大のロウファイ・スピード・パンク・スラッシュで、これもまたDCHCファン大興奮のレア音源！！

(March.30.2016)

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