再入荷！

Paul Speckman氏と、後にZNOWHITEにも参加するAlex Olvera氏の2人を中心に1983年に始動した伝説のシカゴ・スラッシュ・デス・メタル・バンドのコンピレーションCDが、オランダVic Recordsから新装再発。以前のスペイン盤は86年と87年のデモ2種をまとめた9曲入りCDでしたが、今回はライブも追加した23曲入りとなっています。


Tracks 01-05 : Demo 1 1986
Tracks 06-09 : Demo 2 1986
Tracks 10-23 : Live at Exit, Chicago, 22-09-1987


MASTERやDEATH STRIKEなど、頻繁にリリースされてきたPaul Speckman氏関連再発の中でも、最もレア度の高い音源です。シカゴでFUNERAL〜と聞くと、Turbo MusicからのアルバムやCCG Underground Recordsからのデモ12"シリーズも出てたFUNERAL NATIONが思い浮かびますが、そのFUNERAL NATIONはこのFUNERAL BITCHとABOMINATIONのメンバーらが後に始めたバンドだったので、FUNERAL (ABOMI)NATIONと命名されたようです。交流のあったフロリダのDEATHなどと小さなクラブでプレイしていましたが、当時人気絶頂だったCRO-MAGSとの共演では300人もの動員があり、CRO-MAGSメンバーもいたく気に入ったというエピソードも残っています。

確かにPaul Speckamn氏のこれまでの仕事の中では、最もハードコア・スラッシュ・テイストが強いサウンドです。86年デモはまるでREPULSION状態のMASTER / DEATH STRIKEといった感じの、爆速ドへヴィ・ブルータル・デスコア・スラッシュで驚愕！！！これはプレ・グラインド好きも腰を抜かすのではないでしょうか。まるで初期Earache周辺スピードコア/ステンチ・クラストの元ネタのようなサウンドです。87年デモでは音質も向上してもう少し整合感も備わってますが、Paul Speckman氏のVo.もちょっと似てるせいか、まるでブルータルな初期RIPCORDに聴こえて、こちらもまた最高のトータル・デス・サウンド。全デス・メタル・ファン、オブスキュア・スラッシュ・ファン必聴！！

(Feb.29.2024)

» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける