チェコ・プラハで2024年に結成されたデス・メタル・バンドの6曲入りデビュー作アナログ盤が、Me Saco Un Ojoからリリース。SNETのギタリストも参加していまして、今年2025年のデンマークKilltown Death Fest出演も評判となり、このデビュー作は早々に1stプレスがカラー盤/黒盤ともに完売しています。今回はAsakusa Death Festで来日したレーベルの奴に持ってこさせて、カラー盤だけでなく黒盤もしっかり入荷させました。普通にやったらこの値段では絶対に仕入れられないので、この機会にぜひチェックを。

まずはもうロゴとこのジャケ・アートだけで普通は手に留まるわけですが、内容も新人らしからぬ堂々としたものになっています。確かにこのイメージから来る腐臭系ピュートリッド・デス・メタルの部類ではありますが、ダイナミズム/爆発力/構成力も備わっていて、大きな影響を与えたであろうフィンランド・デス・メタルで例えたら、ジャケで連想させるFUNEBREやDEMILICHよりも、DEMIGODに近いタイプ。奇怪な音階のリフワークで突進する様などは、あらゆるOSDMファンにオススメできるカッコよさの注目株death！！

(Nov.30.2025)

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