発売中！！キャルの背中の表紙もカッコよかったアーリーUKHCパンク･ガイド "Burning Britain"､アナーコ系のバンドに焦点を絞ったたUKアナーコ･パンク･ヒストリー "The Day The Country Died"に続いて､Ian Glasper氏(DECADENCE WITHINのベーシストだった人のようです)が発表した85〜89年のUKHC検証本｡クラストコアもEarache周辺エクストリーム･スラッシュもメロディック･ハードコアも総称して､当時は"UKハードコア･ルネッサンス"等と紹介され､その盛り上がりは世界中に広まりました｡この本は当時を知る人も､また80年代のハードコア･パンクに憧れるヤングも存分に楽しめる内容で､本気で素晴らしすぎます!!! イギリス全土に広がった当時を振り返るべく､各地方ごとのシーンに分けて検証｡現在はエクストリーム･メタルの総本山としてシーンに大きな影響を与え続けるEaracheのDigやPeacevilleのHammyを始め､Manic EarsやMeantimeといった当時のUKHCレーベル･オーナー達にもインタビュー｡それらの代表的UKHCレーベル以外にも､ONSLAUGHTやSACRILEGEをリリースしたC.O.Rや､ANTISECTのEPをリリースしたEndangered Musik等､リリース数の多少に関わらず名作を発表したUKHCレーベルのディスコグラフィー等も巻末に掲載してます｡イギリスで発刊されたモノですのでもちろん全て英語ですが､パラパラとページをめくりながら軽く読んでみただけでも興味深い内容の事実がいくつもあって､俄然読む気にさせてくれます｡そしてなんと言っても最高にカッコイイ写真の数々に､本を持つ手が震えてきます!!!!! ジム在籍時FILTHKICKのライブ､メタルバンドにも負けないガンベルト＆鋲ベルト重ねフル装備のCONCRETE SOX初代激渋ギタリスト､Crust Warが再発したDIRGE､"D.I.Y not D.R.I."と歌うくせにD.R.I.のTシャツ着てライブするELECTRO HIPPIES､MESSIAHのTシャツ着てるHELLBASTARD､MORBID ANGELのTシャツ着てるSORE THROAT､ボロボロのモヘア着てる若かりし頃のE.N.T.ディーン､Leggo在籍時も後期3ピースも渋すぎるDEVIATED INSTINCT､ライブの異様な雰囲気がヒシヒシと伝わってくるSEDITION､etc､よく見る有名な写真から初めて見るモノまで､比較的当店向きなバンドだけ挙げてもキリがないですし､EXIT CONDITION､JAILCEL RECIPES､SNUFF､VISIONS OF CHANGE､COWBOY KILLERS､etcのUKメロディック･ハードコアの土台を築いたバンドや､フライヤーなどももちろん多数掲載で､眺めてるだけで存分に楽しめます｡激渋なPROPHECY OF DOOMのライブ写真を見開き2ページでドドーン!!と載せてくれたりして､完全にオススメのUKHCガイドブックです!!!!!

(May.20.2011)

» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける