DEVIL CHILDE - S/T PAPER SLEEVE CD

Category : Metal , CD

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VIRGIN STEELEの結成時中心メンバーだったギタリストのJack Starr氏が、PENTAGRAMやDEATH ROWなどで活躍していたJoe Hasselvander氏らとともに短期間やっていたプロジェクト・バンドの唯一の音源である85年アルバムが、Paul Chain氏関連作品などの再発でおなじみのMinotauro Recordsから、帯付きペーパー・フォルド・スリーブCDで、オリジナル盤以来、約30年近く経って遂に初オフィシャル再発されました(ブート再発は過去にあったみたいです)。

オリジナルはPENTAGRAMのRelentlessなどをリリースしていたPentagram Recordsからリリース。ケツを持っていた当時のインディー・レーベル配給会社大手 Dutch EastがJack Starr氏に、超低予算&超短期間で何か作品作ってくれと依頼して制作されたという説がありますけど、このCDに掲載のJack Starr氏のセルフ・ライナー・ノートを読むと、VIRGIN STEELEを抜けて、当時もっとサタニックでアグレッシブなサウンドに飢えていたJack氏が何かレコーディングしたくてDutch Eastのボスに相談した、みたいなことが書いてます。で、面白いのはここからで、この作品はPENTAGRAMファン悶絶の超PENTAGRAMウォーシップなドゥーム・メタル・オブスキュア・クラシックとしてカルトな人気を誇りますが、Jack氏のライナーではドゥームはおろか、BLACK SABBATHも例として一切使ってなくて、Ace of Spadesみたいなスラッシュがやりたかったし、Dutch Eastのボスも「スラッシュやれや」と言ってきた、と書いてあります。ホントか??この、まるで初期PENTAGRAMまんまな呪術的ドゥーム・メタル・サウンドで、しかもJoe Hasselvander氏まで借り出してて、なぜPENTAGRAMやドゥーム・メタルについて一切触れず、サタニックなスラッシュがどーのこーの言ってるんだ!?しかし、このJack氏のライナー、まるで日本の中学生の英語の教科書に出てくるような文面でなんかおかしいので、このバンドの存在同様、ちょっとジョークを交えてるような気がします。

しかしサウンドは本当に面白いです。しかもちゃんと聴いてみると、なるほど、雰囲気は超不気味だけど、1曲目はメイデンのKillersパクリみたいだし、ANGEL WITCHのSweet Danger的な疾走感のナンバーも2つあるし、確かにドロドロ・オカルト・ドゥーム・メタルのサウンドでNWOBHM調のナンバーやってる風な感じが強いです。2曲目なんか、かなりNWOBHMなキラー・ナンバーでスゲー激渋!!でもこの曲も、どっかで聴いたことあるような感じはあるけど・・・。ただ、お遊びプロジェクトだったからでしょうか、無意味に曲を長くしたり、ドラム・ソロで時間稼いだり、PENTAGRAMのボツ曲みたいな適当な曲も後半飛び出したり、Jackさん達のテンションが最後まで維持できなかったのはヒシヒシと伝わってきます。しかし、このジャケで、この超ド不気味サウンドはやっぱり凄い!!オリジナルが欲しいです。

(April.5.2014)

型番 :Minotauro: (hvymtl dmmtl)
販売価格

2,300円(税込2,530円)

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