DISGUST (UK) - A World of No Beauty 2LP

Category : Punk , VINYL

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EXTREME NOISE TERROR, RAW NOISEのDean Jonesが1990年代初めに、DISCHARGEやDR. AND THE CRIPPENSなどのドラマーだったBambi (David Ellesmere)らと始めたD-Beatクラスト・バンドの1997年発表2ndアルバムが、オリジナル・リリースから20年の時を経て遂に初ヴィニール化再発。1年前くらいにリリースされた時、これは当店でも入荷させるべき素晴らしいD-Beatクラシック・リイシューだ!と思ったけど、なかなか上手く行かず断念していました。また円高の方向に向いてきた今がチャンス!と、少しだけ入荷させてみました。2枚組でD面がシルクプリントの、なかなかのグッドルッキングな仕上がりとなっています。限定500枚。

オリジナルはNuclear Blastからのリリースで、その後もポーランドのMetal Mindから1度再発されたりと、どちらかと言うとエクストリーム・メタル系の流通がほとんどだったせいもあって、当時はあまり生粋のクラスト・パンクスにはなじみのないアルバムでしたが、そもそもこの当時のアンダーグラウンド・パンク・クラスティーズは、DISGUSTに全く感心がない人がほとんどだったと思います。昔、Dean氏は、「ENTは日本のバンドにも影響されたムチャクチャさがあり、RAW NOISEではANTI-CIMEXやRATTUSなどのスカンジナビアのバンドに近いところを目指している」などと発言して、Earacheのようなエクストリーム・メタル系シーンも浸食しつつあったバンド群とは距離を置く姿勢を示していましたが、90年代に入り結局ENTもその傾向に呑み込まれていきました。そんな頃に新たに始めたプロジェクトのこのDISGUSTも、エクストリーム・メタル・シーンへのアピールが感じられるD-Beat、というイメージが強く、パンク専門店よりもメタル・ショップでの取り扱いが多かったと思いますが、改めて聴くと、ソロやメタリックな刻みが確かにチラチラッと顔を出すけど、当時のスウェディッシュD-Beatと似たテイストで、あとENTよりも曲調はDOOMに近く、後期ANTI-CIMEXとDOOMのミックスのような雰囲気です。

そしてなんと言ってもこのアルバムで世界中のメタルヘッズ&パンクスを仰天させたのは、あのMOTORHEADギタリスト Wurzel氏が加入して5人編成で制作されたというニュースでした。でもサウンドは相変わらずDISGUST節全開で、一体Wurzel氏はなぜこの作品に参加したのか?、未だに謎の多いアルバムでもあります。しかしワーゼルは、どこで何をやっても激渋です。彼がギター弾いてるなんて言われて聴いても私には全く分かりませんが、それでもこのアルバムで一番カッコいいのはWurzelだ!と強く言いたいのです。

(Feb.18.2018)




型番 :Behind The Mountain: (crstpnk)
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2,700円(税込2,970円)

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