ベルギーの知られざるウルトラ・オブスキュア・スラッシュ・メタルのデモ音源を、イタリアF.O.A.D.が発掘リリース！！と思いきや、確かにカルト・スラッシュ・メタル・ファンでもなかなか知る人のいなかったバンドではありますが、どうやらこのバンドのギタリストはその後アダルト業界のプロデューサーとして名を馳せたそうで、ポルノ界の帝王となった後もスラッシュ・メタル・シーンに返り咲いたりしたたそうです。と言うこともあってか、これはF.O.A.D.でも限定100枚カラー盤が速攻で完売したんですが、もちろんカラー盤でしっかり入荷致しました。


SIDE A : The End DEMO (1987年)
SIDE B : The Edge of Violence DEMO (1992年)


しかしながら、これがそんなゲスなトリビア抜きでサウンドが素晴らしくカッコイイ！！1983年の結成から4年後の1stデモは、しっかりスラッシュのリフを刻みながら猛速スピードで突進する、カナダAGGRESSION、オーストラリアSLAUGHTERLORD、スウェーデンMERCILESS、アメリカSAUDS、ジャーマンPOISON、などのミックスのようはスピードコア・サタニック・スラッシュ・メタル。2ndデモはもうちょっと落ち着いた感じになるけど、それでもスラッシュ・メタル・ファンの期待には充分に応えるサウンドを維持しています。それにしても1stデモの速さと邪悪さは本当に素晴らしい。メンバー写真もグレート。こんなバッタもんSAMHAINシャツ、初めて見たぜーー！！

(Feb.11.2021)

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