恒例のWitches Brew Records商品、地獄の入荷オンスロート、御大の登場です。前作はコロンビアのレーベルから出てなんだかちょっぴり寂しい気分になりましたが、ピヨベリさんが古巣Witches Brewに戻ってきてくれました！！

内容は相も変わらず、猿のタイコのおもちゃみたいなタム回しを強調し過ぎてビートが完全に奥に引っ込んでしまい、もはや速いんだかなんだかわからず、祭囃子みたいなことになってる1曲目で早速悶絶ノックアウトです。しかしギターのリフの性急感はどの曲も素晴らしく、ホントにかっこいいと思う。どーーーってことないスラッシュ・メタルのCDばっかのWitches Brewリリースの中に居ると、もはやカナダAGGRESSIONみたいに聴こえてくるくらいグレート。世の中的にはかなり歪んだ表現方法なんだろうけど、スラッシュ・メタルの本質をちゃんと理解して実践しているのは、現代においてこのピヨベリさんお二人だけだ、と言いきってしまいたいくらい、BOY的スラッシュ・メタルの一つの理想形がここにあります！！

(July.26.2023)

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