カルト・デス・メタル・レーベル Seraphic Decay Recordsからの7"EPが初期デス・メタル・マニアには良く知られているノルウェーのデス・メタル・バンドのデモとリハーサルを収録したコンピレーションLPが、NWNからアナログ盤でリリース。初回500枚プレスのうちのltd.100枚カラー・ビニールで入荷しました。


Tracks 1-4 : "Occultus Brujeria" DEMO 1990
Track 5 : Rehearsal September 15th 1990
Track 6-13 : "Live Furuheim January 17th 1990" DEMO
Track 14 : Rehearsal September 15th 1990


以前にNWNが同様にデモ・コンピレーションLPをリリースしていたPERDITION HEARSEのシンガー、つまりもっとわかりやすく言うと、Euronymous氏と伝説のレコード・ショップ Helveteを共同で立ち上げたStian "Occultus" Johansen氏がこのデス・メタル・バンドでもボーカルを務めています。彼はDeadの死後にMAYHEMのライブでも何度かVoとしてステージにたったことでも知られていますが、このノルウェーABHORRENTでは、1stデモとして流通された1990年のLive Furuheimで、MORBIDの名曲？Lalalalalaもカバーしていて（1990年ですから、Deadはまだ生きている頃です）単に仲良しとかMORBIDのファンだった（ら、こんな選曲はしないかな）のかもですが、Deadとの因縁めいたものを感じてしまいます。

ライブ・デモではMORBIDとS.O.D.もカバーしていて、スラッシュを土台にした北欧ローカルのデス・メタルな雰囲気がプンプン漂うサウンドです。まぁS.O.D.のカバーもThe Ballad of Jimi HendrixとDiamonds and Rustなんでふざけた選曲ではありますが、スラッシュが根っこにあったのは間違いなく、しかしながら同時期スウェディッシュ・デス・メタルみたいなダイヤの原石さとは異次元の、北欧メタルの日陰的ノルウェー・デス・メタル・サウンドですので、初期DARKTHRONEのファンなどは必聴でお願いします！！

(Dec.24.2023)

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