発売中！前作アルバム Severed Monolithで高い評価と好セールスを記録したフィンランドのデス・メタル・バンド GOREPHILIAの2020年発表3rdアルバム。前作の完成度の高さが彼の達成感を歪ませたのか、オリジナル・シンガー Nemesis氏は2018年12月に自身の最期について公言した後に自死を決行。KRYPTSにも参加していたギタリスト Jukka Aho氏がKRYPTSを離脱して、このGOREPHILIAに専念してVo.も兼任する4人編成となっての初作品となります。

コズミックなデス・メタルにも通じるカオティックなドラマ性を軸にした前作のスタイルに変わりはありません。そして、今回も素晴らしい完成度に仕上がっています。野獣lowボイスでフィンランド・デス・メタル伝統の病んだ攻撃性を一身に担っていたNemesis氏eraよりもスッキリした感は否めませんが、DEMIGOD直系のスオミ・スタイルと、MORBID ANGELやIMMOLATIONなどのUSデス・メタルの融合のような楽曲に溶け込んだメロディックなギターがより際立ち、現代のオールドスクール・デス・メタルならではのサウンドが堪能できます。昨今のアンダーグラウンド・デス・メタルの音楽性の高さを象徴したような、渾身の一撃death！！

(March.24.2024)

型番	:Me Saco Un Ojo: (blkmtl rcmnds)
販売価格	2,600円(税込2,860円)
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