再入荷！

ex.BLASPHEMY / WITCHES HAMMERギタリスト Marco Banco氏(BLASPHEMY時代はTraditional Sodomizerと名乗ってました)率いるカナディアン・ブラック・デスラッシュ・メタルの2013年発表3rdアルバムが、オランダVic Recordsから再発。1stも2ndも当店でけっこう評判のバンドでしたから、本作が自主でリリースされたと知った時は、どうしたものかとけっこう頭を悩ませたのですが、悩んだままもう10年も経ってしまってまい、ようやく初入荷です。しかし、10年の歳月とモヤモヤを吹き飛ばされるほどの凄まじい内容です！！

BLASPHEMYの激烈さをキープしながら、スラッシュ・メタルのソリッドなリフでアグレッシブなチューンをテクニカルに連射したエクストリーム・デスラッシュ・サウンドは、結成当初から、「WITCHES HAMMER、BLASPHEMY、PROCREATION等のロウ・スピリットを受け継いだスタイル」とバンドが自ら宣言していました。このアルバムでもそのスタイルに全くブレはないまま激烈さがさらに増してるので、もはやブルデス系ファンもノックアウトされそうなゴリゴリさへと激化しています。しかもこのバンドの凄いところは、その激烈さが、現代の若者のような無駄のないスマートに放出されるエクストリーム・サウンドとか、機材に頼ったものじゃなくて、Marco Banco氏のあのムッキムキ・マッスル・ボディで叩き出す姿が目に浮かぶほどのロウ・パワーでブッ放されてるところです。スタイルは違うけど、この馬力全開ロウな様は、スウェーデンのDREADFUL FATEの生身のロウ・スラッシュ・メタルを初めて聴いた時も思い起こさせます。ANGELCORPSE, KRISIUN, BESTIAL WARLSUTなんかがRIPPING CORPSEタイプの曲をやったらこうなるでしょうか。とにかくゴリゴリ激烈すぎて、でもピュア・ロウ・オールドスクールで最強！！

(April.3.2024)

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