2024年4月6日と7日に大阪ゴリラホールで開催されたNWN / Hospital Festの興奮が未だ冷めやらず、フェス終了後一週間以上経っても毎日誰かしら出演者や関係者が来店して、接客と通販業務以外の仕事が全く手に付かない日々が続いてきましたが、新着品も溜まる一方ですので、少しでも商品アップして前に進まねば、な状況です。なのでまずは皆さん気になって仕方がないであろうそのNWN商品から。

先に説明しておきますが、このたびのNWN / Hospital Fest会場で販売されたNWN商品は、全て数か月前にはテキサスのNWNオフィスから当店を経由して大阪に送られて、当店が数週間前に販売開始した"The Pact of Sex, Evil, and Death" 3 WAY SPLIT LPもそれらと一緒に到着していました。何が言いたいのかと言うと、今日のアップ商品はそれらと一緒にフェス準備段階の時点で既に到着していたものですので、海外から問い合わせの多いフェス限定商品の残り分ではなく、それらに関しては、種類と枚数などの詳細も現時点で定かではありません。こちらに到着するのもまだかなり先になりますから、予約など一切お受けしていませんので、ご了承願います。ちなみにフェス当日に完売したSABBAT新作は1枚も残っていませんので、フェス・バージョンは入荷しません。


Tracks 1-4: Necro Molestation rehearsal 2015
Tracks 5-7: Nightmare Goetia rehearsal 2018
Tracks 8-9: unreleased demo tracks 2016
Tracks 10-14: Walpurgisatanacht reheasal 2016


NWN / Hospital Fest出演バンドの中では、私の周りですこぶる好評だったフィンランドWITCHCRAFTの、2015〜2018年のデモ＆リハをまとめた14曲入りコンピレーション・アルバムです。NWN / Hospital Festで出演者と関係者を大いに驚かせたことの一つに、アンダーグラウンド・エクストリーム・ミュージックからメジャー作品まで手掛けるサウンド・エンジニア 原浩一氏のフェスでの完璧な仕事っぷり（関西クラスティーズには、GLOOMのあの歴史的名作 "Recomendation Of Perdition"を担当したことでも信望を集める方です）があり、フェスが終わって東京に遊びに来た関係者も口々に、「あのゴリラ・ホールの音響は信じられないくらい素晴らしかった」と言ってたので、Moenos氏から原さんの凄さを聴いていた私は、そのたびに、「それは原さんっていうサウンド・エンジニアが、エクストリーム・ミュージックを本当に理解している凄い人だからなんだよ」、ってドヤ顔で言っておきました。でもホント何が凄いって、各バンドがそれぞれの持ち味を完璧にあのホールで表現していて、このWITCHCRAFTはBEHERITウォーシップを超越した、どっちかと言うとIMPURITY型のプリミティブ・リチュアル・ノイズなブラック・メタルを最高の音響でやってのけました。

商品解説のほとんどがフェスでの感想になってしまって恐縮ですが、ここで聴ける音源はゴアリーなBEHERITウォーシップ・スタイルでまた凶劣ですので、ぜひご自身の耳で体験してください。実際、ギターのBlack Moon Necromancer of Funeral Fornication氏は現在はBEHERITのサポート・ギタリストでもあり、このたびの来日BEHERITでもプレイしていました。

(April.17.2024)

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